コクッパアニメ感想（改め）
ここでは、コクッパのアニメ感想を書いていこうと思います。
その前に。
自分がコクッパのアニメの存在を知り、そして観る事が出来るまでに至るまで、激しくお世話になった方々がいらっしゃる訳で。英語キライな自分が単独で乗り込んで観に行った訳ではありません。この場を借りて厚く熱くお礼を申し上げます。有難う御座います。
まずアニメについて簡単な話。
アメリカではマリオのアニメシリーズが放映されていました。放映時期が、大体１９９０年前後なので舞台は「マリオ３」「マリオワールド」・・・従って、それにコクッパも登場していた・・という話です（ニンドリ１１７号にちょこっと紹介文が載ってます）。
何故かコクッパはアニメだと別の名前で呼ばれているのですが、ここでは面倒なので日本名で呼ぶ事にします。
では本題について、思いつくままにのべます。
雰囲気的にアメリカン。特にコクッパはアメリカン雰囲気がぷんぷん。
声優がすごいです。日本人には出せない声。
まずルドウィッグは狂ってます。笑い声がかなり特徴的で、それこそテンションが上がるとゲラゲラ笑っています（個人的には彼の声が一番好きだったりするのですが）。
ウェンディの声が可愛い。全体的にキンキンやかましいのですが、ふとした時にセクシーでクラリとします。
モートンはダミ声。「おしゃべり」という設定ですので、１回出たらツッコまれるまで喋ってます。なので全体的に長ゼリばっかりです。
ラリーは掠れたハスキー声。性別不明な声です・・どっち？（多分男性かと）
イギー＆レミー（同じ人）は女性の声。幼さが前面に出されています。
ロイは唯一日本人感覚でマトモな声。何だか男前です。
また
各コクッパのクッパの呼び方に興味あります。「Ｋｉｎｇ Ｄａｄ！」だと思うんですが。
クッパとコクッパは、ジャイアン一家みたいです。親子そろってドタバタやっている時もありますが、コクッパのイタズラぶりというか行動は派手そのもの。コクッパはよく調子に乗るので、親父はしばしば怒ってます（笑）。
モートンが面白かったですね。おしゃべりキャラだけあって、１回登場するとツッコまれるまで喋り続けているのですが、とある場面では、ポーイと外に出したのに、またコソコソと出てきて喋ってる。誰も歓迎してないのに「ありがとう、ありがとう」と嬉しそう喋りだし、とうとう本気で何処かへ投げられてしまいました（笑）。
兄弟ではロイも「黙れ！」ツッコんでましたし、ウェンディもモートンの口をポスターで塞いでいました。
クッパのコクッパの持ち方が面白いです。コクッパの甲羅を片手でつかんで持つという、ぞんざいな扱い（笑）。体の大きなロイも持てるんでしょうか。気になります。それでもやはり親子だけあって、「子供の背が低くて高いところが見えないから、親が胴体を両手でつかんで、持ち上げる」というなんだか微笑ましい場面もあります。
個人的には、やっぱり兄弟が複数出てきている話がお気に入りですね。ケンカもするみたいですが、やっぱり仲いいんですよコクッパ兄弟。例にあげますと。
・うかれ踊るマリオ＆ヨッシーを、つまらなさそうに見てるロイ＆ラリー＆モートン。
・学校に行きたがるイギー＆レミー（彼らの年齢はいくつだろう）
・３人で仲良く探索中。ルドウィッグ＆ロイ＆ラリー。
もちろん、７兄弟全員出ているのもあります（世界各国にそれぞれ７兄弟が散ってイタズラをしにいく・・・という話がありました。とても小市民的な悪戯ですけれど・笑）。ふざけあっている様子などは、まさしく悪ガキそのもの（髪のひっぱりあい、はしゃぎあい、物の投げあい）。
兄弟順番が面白いことになっていまして、大体上から
ロイ・ラリー・ウェンディ・ルドウィッグ・モートン・イギー＆レミー
といた感じでしょうか（尚、イギー＆レミーは双子の設定）。
このアニメは、話の途中でキャラクターが歌っていると思われるノリノリソングが挿入されてます。
中には「誰が歌ってんねん？」と首をかしげたり、その話には出てきてないキャラの歌声（らしきもの）が入ってたり。
とりあえず、コクッパ７兄弟ではルドウィッグ＆ロイ以外はほぼ確信出来ました。中でもウェンディ、モートン、ラリーはよく聞こえました（笑）。状況的にも分かりやすかったし。
ロイは、「なんとなく？」で思えるものがあるんですが、とうとう確信出来ず。ルドウィッグに至っては全然分かりませんでした。畜生。
以下、各コクッパでの感想。
・イギー＆レミー
「可愛い」という点ではダントツでしょう。幼いが故に身体も小さく（特にレミー、イギーはまだのっぽです）、また他の兄姉のやってる事て確実に「悪質な悪戯」と見えるんですが、彼らは未だそこら辺の善悪が分かっていない感じがします。
学校に行きたがる話があるのですが、そのかばんの中にファイアーボールを仕込んでいたという（笑）。
自分の観れた中では、出番が一番少なかったです。
・モートン
彼もアホ可愛いです。身体が小さいのに、いっちょまえにペラペラ喋っている（ほとんど聞き取れません・笑）。
表情が極めて明るく、目が楽しさでキラキラしています。そしてヘタレなやられ役。ロイとウェンディの喧嘩のとばっちりをくらったりしょっちゅうツッコまれたり、散々な役回りですが、でも全然懲りない（笑）。
・ウェンディ
彼女に関しては声優の演技力がかなり高いんじゃないかと疑っています。抑揚の付け方が半端じゃないです。キンキンやかましいほど喋ったかと思うと、時に峰不二子並みにセクシー声になっちゃったり。
ワガママで生意気なんでしょうけど、それがとても可愛いと思います（ただ近所にいたら困るでしょうね・笑）。女の子でこういうキャラはしばしばいますが、それが可愛く思えるのと、逆にムカツイて頭にくるのと２つに分かれますね。ウェンディは前者ですが。
・ルドウィッグ。
テンションが高く、笑い声にいたっては狂っているとしか言いようのない彼。左右に広がったフサ毛ヘアーがつんつんヘアーになり、キャラデザもすさまじいことになっています。
日本では「おバカ」に描かれるルドウィッグと違って、こちらは「狂った発明家」という設定が付けられています。それが故に体格も小柄に。
・ラリー
なんか嫌らしいキャラに（笑）。目つきが非常に嫌らしい。そのせいかとてもずる賢い性格になっているようで。コクッパ７兄弟のなかでは、ルドウィッグと同じくらいキャラデザで驚くことになる彼。何故か後半部分になると髪の色が黄色に変色していました（何故？）。
昼寝をグゥグゥしている親父の部屋を空けて「父ちゃん〜♪」と言って部屋に入る姿はたまらなく可愛いかったです。
・ロイ
先ほども書きましたが、声が男前です。
個人的に、主な登場キャラの声で「日本人感覚で普通」「男前」と意識出来るのは彼だけ。マリオもルイージもどうも中年男性の声ですし、「男前」声はかなり少ないです。
他の兄弟と違って、あまりオマヌケな場面が無いような。むしろ名前「Bully」という名前から察するに、典型的なイジメっ子タイプのようです。他の兄弟よりも一回りからだが大きく、リーダーシップを取っている場面もあり。
運動は得意そうです。ボールを指の上でクルクル回したり、競技スポーツに参加したり。