コクッパあれこれ(マリルイRPG) 



今更ですが、「マリオ&ルイージRPG」に登場したコクッパをあれこれ色んな角度からながめていきます。


◆能力値あれこれ

   HP  すばやさ  まもり  けいけんち  コイン
イギー 650  95  155  550  200
モートン 900   70  120  600  200
レミー  600   120  140  650  200
ルドウィッグ 700   95  170  700  200
ロイ  920   70  100  750  200
ウェンディ 500   120  150  800  200
ラリー  600   95  170  850  200

大きくパターンに分けますと、

ロイ&モートンは、HPは頭抜けて多いものの、その他の能力値はまんべんなく低めで、完全な重量系。
対象的に軽量系にあたるのが、ウェンディ&レミーのようで、こちらはHPは低いですがすばやさの値が高いです。

全体的にどの能力値もそこそこあって、バランスの取れているのがルドウィッグ。
イギーは一番手だけあって、コクッパ内ではほぼ平均並みの能力値。
ラリーはイギーよりもルドに能力値が近いのですが、HPは低め。






◆コクッパ内攻撃アビリティ

   プチブレス 分身 目回しスピン   甲羅スピン  地震 独自技  合計 
イギー × × ×  ×   2
モートン × × ×  ×  2
レミー  × × ×  ×  2
ルドウィッグ × ×  ×  3
ロイ  × ×  ●  4
ウェンディ × × ×  ●  3
ラリー  × × ×  ●  3

基本的に後に出てくるコクッパの方が独自の技を持ち、その分技の数は多いです。
中でも特筆すべきは、ロイ。長男ルドウィッグをさしおいてコクッパの中では最も技の数が多い。

細かく見ていきますと、
軽量級のウェンディとレミーはやはり似たような感じ。
能力値ではルドウィッグに近いラリーですが、攻撃アビリティではイギーに近い。
思うと、出てくる順番といい「マリオワールド」とキャラの特性は酷似しています。

イギーに近いといえば案外にルドウィッグも同じでして、彼の技にプラス「甲羅スピン」が入ったという状態。
しかし、この技は重量系のロイも使用してきます。
モヒカン組と重量系の丁度中間にあたるのがルドウィッグという印象。


※独自技
ロイ…地震2
ウェンディ…ツインリング
ラリー…プチブレスラリー






◆コクッパ内の強さなど

出てくる順番に強くなるのは当たり前ですが、ここは独自の視点(独断と偏見)で考えてみます。
弱い順から書いていきます。


7:レミー
技がプチブレスしかない。
「分身」はあくまでこちらを惑わせるだけであって攻撃手段ではないし、ましてやすぐに見抜けてしまう。
レミー側からすれば、「分身」を行うだけで1ターン終了。
攻略本でも「苦戦する相手ではない」とバッサリ。
ボスとしての強さより、可愛いさを追及したキャラかもしれませんね。バトル前のミニゲームで泣くのは彼だけです。



6:イギー
そりゃまぁ、一番手ですし(笑)。
どの作品を通じても「強くない」イメージのイギーですが、ここでも変わらず。
細かいところをいうならば、キャラデザインにて似たような体格のラリーよりも背筋が伸びている印象。
「NEWマリオwii」でイギーが痩せた長身になったのは、この辺からすでに形跡が見えているような…。



尚、レインボーモヒカンの似たような2人を意識したのか
アメリカではアニメで双子になっていたのを意識したのか、
ミニゲームでは「手を水平に広げてスピンをする」という同じ動きをとりいれられています。



以上の2人は「弱い」部類。
以下3人は「中堅」トリオ。


5:モートン
管理人は地震にてこずりました…何故かマリオだけ避けられず、マリオがアホほど死にました。
相方のルイージはピンピンしているというのに。なんでだ。
漫画などでは日米共通でボケ役なんですが、ゲーム本編では好戦的で吠えていますね。
尚、ミニゲームでも衝撃波を出してきたりコクッパ内では最重量でしょう。で、見た目もぽっちゃり目。


4:ウェンディ
レミーの強化版(笑)。女の子に負けてしまうレミーって一体…。
ツインリングがうっとおしい技。戦闘不能になることはありませんが、
2回も当たり判定があるうえに状態異常になるのが厄介。
能力値も高めですが、やはり女の子だけあってHPはかなり低い。
ミニゲームは「マリオワールド」を意識したもの。


3:ラリー
実は「プチブレスラリー」の攻撃力160は全敵キャラで最強の攻撃力(単体攻撃なので恐れることはありませんが)。
テニスのラケットで打ち返してきますが、これは父クッパと同じもの?
「コ(子)クッパ」呼びといいテニスのラケットといい、この時点では「クッパの子供」ということが分かります。
尚、背筋の伸びたイギーに比べると、ラリーは猫背ぎみ。あと、怒り方も子供っぽく末っ子らしい。



最後の2人は「強い」部類。



2:ルドウィッグ
単純に攻撃アビリティが多彩、ついでに能力値も高め。モヒカン組と重量系の中間。
あのボリュームのある髪のせいで体重が重いように思われますが、実際はロイよりも軽い。
甲羅スピンは、「マリオワールド」からとったものでミニゲームにも使われています。
迫力にまかせたモートンに比べると、バトルを楽しんでいるような好戦的な性格。



1:ロイ
「ワールド」ではルドのみだった「甲羅スピン」を習得(最大回数がルドウィッグより多い?)。
かと思えば、「地震」も積極的に多用してくる。連続技が多いのが難点。
どうもルドよりも小さく見えてしまいますが、体重はルドよりも重いようです。
ただ見た目からもモートンよりかは軽そう(というか筋肉質なイメージが)。
ミニゲームは意図が不明・・・。とりあえずルドとモートン同じく吠えているけれど。